HOME >>2005年ユーラシア大陸横断カジノ参戦記>>ブルガリア編
2005年ユーラシア大陸横断ブルガリア編
■通貨 1レバ=約70円
マカオを出た後、5ヶ月近くカジノとは無縁だった。ここまでの国では旅にひたすら夢中だったのだ。インドでは2回も体を壊し、イランでは
アジア人差別の洗礼を受け、トルコではある女性に恋をし…そしてついに大好物のカジノがあるブルガリアにやって来たのだ!心躍るブルガリア。勝敗の行方はいかに?
8月6日
ソフィアは昨日から雨が降り続いている。そのため気温もかなり下がって一日中肌寒い。今日の朝、セルビアのベオグラードに向けて出発する予定だったが、
寒いし、雨が降っていてなんとなく体も調子が悪いのでもう少しここソフィアでゆっくりする事にした。
それはそうと私は最近はずっと新生銀行のカードで現地通貨を引き出して使用していたのだが、
先ほどネットで残高を見たら引き出した記憶がないのに引き出された事になっている記録が2件ほどあった。でもよく考えてみると確かにその日にイスタンブールの街中で2回連続でATMを操作していた。
でも2回とも現金が出てこなかったので故障していると思って立ち去っていたのだ。要は現金が出金されていないのにも関わらず出金した扱いになってしまっていたのである。被害は1700円程
と微々たるものなのだが海外ではこういう事態が度々起こるからカードは怖い。この時は、必要な現地の通過が僅かだったから最低金額しか入力しなかったので被害は最小限に食い止められた。
でも、もし数万円単位で入力していたらと考えるとぞっとする。
8月7日
時が経つのは早いものでソフィアに来て1週間が経った。最近はカジノに足繁く通っている。はじめは夕食をタダで食べれるというのでそれ目当てに行ってみたのだが、 ついでにやったスロットマシンで大当たり(とはいっても50ドルほど)を出してから毎日カジノに自然と足が向くようになってしまった。ここ数日はルーレットに夢中になっている。 これがまた熱い。自分と一緒に行った日本人は小銭を賭けて少ない金額で長時間遊んでいるのだが、ギャンブル凶の私には小銭を少しずつかけて長い時間遊ぶような器用な 真似はできる訳もなくついつい熱くなって大金をつぎ込んでしまうのだ。とは言ってもマカオ5万円大敗事件でかなり懲りているので負けてもいい金額をあらかじめ決めておい てそれ以上は使わないようにしている。だから負けても一日50ドル以下の範囲。今のところはトータルプラマイゼロといったところ。でもずっとやっていると理性がはたらかな くなってとんでもない金額をつぎ込んでしまうのがギャンブルの怖いところ。私は日本でもそれでかなり痛い目にあっている。世界3週旅行くらいできそうな額を失ってる からな……もうそろそろここを出たほうがよいのかもしれない。
8月11日
連日のカジノ通いが続くなかついに徹夜でカジノをやってしまった。昨日の夜8時くらいから今日の朝6時まで10時間もカジノに夢中になってしまった。機種はルーレット。 途中まで機械式のルーレットで2万円以上ボロ負けしていたが、朝方、ディーラーのいる台に移ってから怒涛の勢いで勝ちまくりプラスマイナスゼロ近くまで取り戻した。プラマイ0近くまで戻して帰り間際に飲む朝のコーヒーは格別だった。 ソフィアでのトータルでいえばまだ1万円くらい負けているのだが、これだけ楽しめれば1万円くらい安いものだ。 そろそろここを出なきゃ……と思うのだが、宿も街も居心地がよくてついつい長居してしまう。パキスタンやイランで一緒に行動を共にした奴らもこの宿に泊まっているし、物価も安いし、フンザ以来の沈没状態に陥っている。
8月12日
プリンセス・ソフィアのカジノでなぜかブラックリストに入れられ入場できなくなり、カジノに入れないならブルガリアにいる意味がないという事で12日間滞在したブルガリアのソフィアを後にし、バスでボスニア・ヘルツェゴビナに
向かう事にした。12日間のうちほぼ毎日カジノ通いをしていた。その割には負けた額は1万円程。プリンセス・ソフィアでは食事が無料、リカー類も無料という事で、散々飲み食いしたから元は取れたのかな。
結果 -135レバ(約10000円)
マカオ編へ | 2005年参戦記メニュー一覧へ | オランダ編へ |